
かぼちゃがたっぷり入った米粉で作ったケーキです。お菓子大好きな3歳息子に、少しでも野菜を食べてもらいたくて作りました。お砂糖はミネラル豊富な黒糖で。かぼちゃの優しい甘みが足されてほっこり嬉しい味です。
子どもの野菜不足?

我が家の3歳になる息子は「野菜嫌い」とまではいかないのですが、朝はたいていパンだけ。お菓子も好きで、間食はクッキーやゼリーとか・・・。よく聞く1日に必要な野菜の摂取量は取れていない気がします。ちなみに、1日の野菜摂取量が足りている子どもは、わずか4%という調査報告もあるそうです。
カゴメが2017年3月に実施した調査によると、1日の野菜摂取量が足りている子ども(※)は、全体のわずか4%。なんと、96%が野菜不足という実態が明らかになったのです。調査に協力した親の約1/3が、「子どもの野菜摂取量が足りていると思っている」と回答しましたが、実際に足りている子どもは、そのうちたったの7%でした。
VAGEDAY「野菜の摂取量が足りない子ども、原因は野菜嫌いではなかった!?」

野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれているので、それらが不足すれば「疲れやすくなる」「免疫力の低下」「便秘」「イライラ」などの症状が起こりやすくなるそうです。息子にもっと野菜を好きになってもらうために、おやつに野菜を取り入れて「野菜は美味しい!」と感じてもらいたいものです。今回のレシピで使用したかぼちゃは、息子の好物なので、たっぷり使用しましたが、苦手な方は量を調整してみてください(^^♪
用意するもの

材料(パウンドケーキ型17cm)
- たまご 3個(MLミックス)
- 砂糖 70g
- 牛乳 大さじ3
- ※オリーブオイル 大さじ3
- 米粉 150g
- ベーキングパウダー 7g
- かぼちゃ 140gくらい
- ゴマ 適量
※材料は常温に戻しておく。
※油分は、サラダ油などお好みのものでOK
作り方
- ①かぼちゃをレンチンする
かぼちゃを1~2cmくらいの角切りにする。
耐熱容器に移して、ふんわりラップをして600wでレンチン3分くらい。
※爪楊枝などを刺してみて、スッととおるまで。 - ②たまごと砂糖を混ぜる
①の工程の間に、ボウルにたまごと砂糖を入れて、泡だて器でよく混ぜる。
- ③オリーブオイルと牛乳を混ぜる
②にオリーブオイルと牛乳をいれて、泡だて器でよく混ぜる。
- ④ボウルに米粉とBPを入れて混ぜる
③に米粉とベーキングパウダーを入れて、泡だて器で手早くしっかりと混ぜる。
よーく混ぜてください!はじめはもったりと重たいですが、混ぜているとスーっと軽くなります。
- ⑤かぼちゃをペースト状にする
レンチンしたかぼちゃの3分の1を取り分け、それ以外をフォークですり潰す。
取り分けたかぼちゃは飾り用にします。 - ⑥生地とかぼちゃペーストを混ぜ合わせる
④の生地に⑤を入れて混ぜ合わせる。
- ⑦パウンドケーキ型に生地を流しいれる
パウンドケーキ型にバター適量を塗って、⑥の生地を流し入れる。
- ⑧飾り用のかぼちゃをのせる
生地の入った型を5cmほど持ち上げて2~3回落とし、生地の空気を抜いたら
取り分けた飾り用のかぼちゃをのせ、ゴマを適量ちらす。
※今回は、皮つきにしましたが、皮を取った方が食感がいいかも・・・ - ⑨オーブンで焼く
180度に余熱したオーブンで25~30分焼く。
焼き始めて10分経ったら、一度取り出して、真ん中に切れ目を入れます。オーブンに戻し、再び焼きます。竹串を刺して、生地が付かなくなるまで、焼きます。焼き時間は、生地の状態を見て調整してみてください。
- ⑩完成♪
粗熱が取れたら型から外して冷ましたら完成です。
ふんわり軽い触感のケーキです。翌日以降、少し固くなったら、レンジで少し温めるのがオススメです。
使用した材料について

『マスコバド糖』
フィリピン・ネグロス島産のサトウキビを原料とする黒砂糖です。昔ながらの製糖法で作られた、精製処理されていない含蜜糖です。日本の黒糖よりもマイルドで黒糖の風味が強すぎないので、色んな料理に合わせやすいと思います。

『サクッ!と仕上がるお米の粉』波里
米粉100%のグルテンフリーでアレルギーの方でも安心して使えます。きめが細かくて色々な料理に使いやすいのでおすすめです。
まとめ

今回は、3歳息子に野菜を食べてもらいたくて
野菜のおやつを作りました。
息子は「おいしい!」とパクパク食べてくれました♪